リタイア後の55歳からあこがれの「海外ひとり暮らし」を強い意志と実行力で実現した永田朝子のホームページ
 
 
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友人を作るコツ
 
ハミルトン島にて、台湾人のロレタと

シドニーに移り住んで3年間、その間にたくさんの方と知り合い、親しくさせていただいています。友人のお陰で、私のシドニー・ライフは予想を遥かに越えた充実したものになっています。そして今、私の名刺入れは3冊目に入りました。

なかでも特に親しくなった台湾人のロレタさんとは、2001年7月にカプリコーン、ハミルトン島、ヘイマン島の2週間の旅を一緒に行くまでになりました。友人を作る<コツ>といえばタイミングや相性もありますが、自分から<明るく積極的に>行動をおこすことでしょうか。消極的に待っていても誰も何もしてくれません。楽をして<いい人間関係>は出来ないでしょうね。

幸い、私は「マニラ時代」に物怖じしない積極的なキャラクターで愉しい思いをいっぱい体験し、そのキャラクターをすっかり身につけたその後の「セールスレディ時代」にも
<人間関係>にはずいぶん恵まれました。積極的な活動、行動力でセールスレディの全国準王座になったほどでした。藤本 義一氏から「日本女性にしては珍しいタイプだと思う」とまえがきに書かれるまでになりましたが・・・・。

先程のロレタさんとの最初の出会いは我がユニットのエレベーターの中です。階下に完備されているプール・スパ、スチームに行こうとしていたのですが、まだこのユニットに来たばかりの私は、ひとりでちょっぴり不安でした。ロレタさんはひとりでプールからすでに泳ぎを終えて部屋に戻る所でした。「プールには誰かいるかしら?」と私が声をかけ、「いいえ、誰もいないわ。ひとりだと倒れたりした時に危ないから次回から一緒に行きましょう」とロレタさんからも明るく積極的な答えが返って来ました。

積極的な「ひとこと」がつないだ縁と言えば、こんなこともありました。2002年4月の日本への一時帰国の折、知人の藤本統紀子さんにお会いし、「シドニーに来られませんか」と声をお掛けしたのです。その私の<ひとこと>で、同年8月には、藤本義一氏による日本人会での講演と統紀子さんの我が階下のホテルでの♪トーク&シャンソンが実現しました。もちろん声をお掛けした時に統紀子さんの一言「いいわよ!」があったから、というのは言うまでもありません。

その後の私の<あこがれ発シドニー行き>の出版に関しては、藤本義一氏からアドバイスを頂いたり<まえがき>を執筆していただきました。また2003年の新年は、藤本ファミリーの皆さんと<ニューカレドニア&イルデパン>にもご一緒させていただきました。この明るく積極的な<ひとこと>の声を掛けなかったらすべての<ご縁>がなかったかもしれませんね〜
この<ご縁>については「ご縁は大切に育てるとラッキー・ガール!」の章も一読ください。

(2003年6月26日)

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