「世界で一番水と空気が美味しい!」といわれるタスマニア。
2003年11月16日から27日までの12日間、33名の世界中から集まったメンバーのガイド付き「タスマニア一周・バス・ツアー」に参加しました。
オーストラリア最南端の州タスマニアは、北海道の80%ほどの面積を持つ島。夏でも快適で過ごしやすい気候、豊かな自然、州の人口は約47万人。北海道が約570万人だから、そのゆったりしたスペースは想像して頂けるでしょう。
集合場所はタスマニア北の玄関口「ロンセストン」の空港。スカマンダー・ビーチ,ポートアーサー、ホバート(州都)、クイーンズタウン、クレイドルマンテンズ、スミストンで宿泊し、最後は又ロンセストンに戻るコースでした。
今回の旅行は<人間ウオッチング>のとても愉しい、そして大変勉強になった旅でした。今回のシェアー・メイトはアデレード在住のジュンさん。彼女との初対面で「。。。楽しい旅ができる!(^o^)丿」と予感した程、とても気さくで、感じの良い明るい方でした。全くその通り、毎日笑い転げていましたね〜
又、2002年7月の「南太平洋クルージング・ひとり旅」の時、毎日同じテーブルで食事をし、毎夜ディスコ♪を一緒に踊ったポリンというご婦人との再会も「ホバート」で実現しました。
33名のメンバーの方で少し紹介させて頂くと
@ フランス人でカナダ在住の翻訳家の50代のご夫婦。
2ヶ月のバケーション!とかでカナダからインターネットで予約してこのバス旅行に参加されこの後、メルボルン、シドニー、ケアンズ、台湾を回って帰るとおっしゃっていました。
A アルツハイマーで博士?のご主人と一緒に愉しそうに旅をしているご婦人。
実はバイキングのディナーの時、ご婦人がご主人のお皿に料理を盛ってサービスしているので(その間ご主人はニコニコ席に座って待っている)
「レディー・ファーストの国で珍しいですね〜ご主人が奥さんにサービスするならわかるけど…」と話したら「私の夫はアルツハイマーなのです」とこれ又ニコニコしておっしゃる。頂いた名刺には「Companion Card」Alzheimer’s
Australia Living with dementiaと記されていました。さらに「My companion
has an illness which causes memory loss and confusion. Please
understand any unusual behaviour.」とも。
日本では[「Living with dementia」と一緒に12日間も旅行をしょうという発想があるかしら?と考えてしまいました。そして旅行メンバーの一員としてけっして<特別扱い>もしないのです。
B イギリス在住の80代近いご婦人。「メルボルン在住の娘と孫を訪ねたついでに」タスマニア旅行にひとりで参加されたとか。右手には私と全く同じカートリッジのカメラ、左手にはなんとムービー。写真の「The Nut」を彼女とリストで上りましたが、頂上では端から端まで歩いておられました。
(日本では高齢になると家族も一人旅をさせないのでは?まして海外何て、とんでもない!?)
C メルボルン郊外からの参加で、キャリアウーマンのやはり一人参加のフェリシティーさん。夫とは死別だとか。彼女とは主に今までの仕事や旅行のことを話し合いました。

同室のジュンと著者 |
D 同室のジュンはアデレードで留守番のご主人が犬、猫2匹、小鳥と。
毎日ラブコール♪ 内容もその日の旅の様子をこと細かく。。。。12日間の私の「生きた英語」の先生でした。クリスマスにはご主人と一緒の「写真付きの素敵なカード」が送られて来ました。
というわけでタスマニア旅行から帰ってからはお友達になった方へ写真のMAILやE―Mail交換で忙しい日々でした。
ここで外国での「ひとり参加」の旅のメリット!!
♪ 世界の方とお友達になれる(お互いにE―Mailで簡単にアクセス!)
♪ 又、世界の人々を通じ、日本人の考え方に拘らない「暮らし方、生き方、習慣等」が分かり大変勉強になり参考になります。
♪ シェアーを頼んでおけば24時間一緒で、その方を通じてその国の文化も分かり「生きた日常英会話」も習得できます。
というわけで、オーストラリアの現地の「国内ツアー」に是非一度参加されたら如何でしょうか、愉しいですよ!お勧め致します!(^o^)丿
(2004年2月10日)
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