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「南極大陸」で迎えた感動の2005年の幕開け!(2004年12月26日〜2005年1月11日)

 
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W南極大陸からの帰途編

1月7日 昨日で、南極大陸上陸の予定がすべて終わった。後は2日掛けてウシュアイアに戻るのみ。午前中にKiller Whalesの講義があった。ランチ後はそろそろ魔のドレーク海峡。午後2時前から揺れだした。少し寝たが気分が悪く、酔い止め薬を飲んだが効かない。本日のレクチャーは娘共々参加できず。

南極の夜は午後11時頃まで明るい。夜10時30分、ふと窓の外に目をやると夕焼けだ、どうやらサンセットらしい。吐き気がありながらも折角南極まで来たのだ、この“サンセットは逃がすまい!”娘を起こし甲板にでて美しい南極の日没の光景に暫し浸る。その時、大きな揺れが来て私は甲板の上でコケタ。ひざに擦り傷。保護者(娘)は何処?

1月8日 朝からのこのひどい揺れはなんだ!〜傾斜角度は30度らしい。気分が悪く朝食どころではない。それでもお腹がすくと思い、りんごを貰いに階下のダイニング・ルームへ。娘は吐き気がすると言って一気に部屋へ戻ってしまった。その後大きく船が揺れまたもや私はすってんころり。今度は肘に擦り傷。保護者ヤ〜イ!部屋に戻ると「asako大丈夫?」とドクターのBretが来てくれた。誰かが見てたのだろう、「大丈夫!どうやら骨は折れてなさそうだわ」お昼にはEricがりんごとサンドイッチを持ってきてくれた。

夕方やっと波も収まった。PM6:30からCaptain's Farewell Cocktail Party
明日はもう、ウシュアイアの港に着く。皆で無事航海できたことを祝い乾杯!乗客全員のE- Mailアドレスがプリントされ、預けていたパスポートを貰い、ビザ・カードで船中の飲み物の清算を済ませた。キャプテンとリーダーのサイン入り「南極大陸上陸証明書」が各乗客に配られた。南極よ、さようなら、可愛いペンギン達ともさようなら。。。。。。パッキングをし、下船の準備に取り掛かる。「非日常」から「現実」にスイッチ オン!

1月9日 朝7:30 ウシュアイアに無事到着。Air気温は16度C。
飛行機の出発までは時間がある。アメリカ人のロイヤー、ブラジルのシルビア達と帰りのAirコンファームに行く。その後、少し疲れを引きずりながらもお土産を買ったり、軽く昼食をとりAir Portへ、ブエノスアイレス迄行動を共にし、いよいよお別れです。アディオス! お元気で!(^o^)丿

「南極旅行」を終えて。。。。。♪
地球の雄大さ、偉大さ、不思議さをこの目で見てきて感動!氷山、氷床、360度見渡す限りの氷の世界と岩石の大地。そこには手つかずの大自然と野生動物の「生活」があった。そう、逞しく生きるペンギン、ミンククジラ、オルカ、アザラシ、カモメ達。。。。。彼らはその大自然の中で子孫を残すために頑張って生きているのだ。そう、私達も「顔晴」って生きよう!!

18カ国41名の乗客と(9名のサポートと22名のロシア人クルーによって)この貴重な経験を「共有」できたことに感謝。ありがとう!ありがとう!

シドニーに戻り暫くすると新婚旅行で参加していたオランダのPatrickから今度は「北極」で会いましょう!というE−Malが来た!(^^♪

「南極の写真」はカートリッジ・フイルムで879枚、デジカメが609枚、使い捨てズームアップのカメラで108枚、それと動画!写真は現在、シドニー紀伊国屋書店の「サイエンス・コーナー」に展示されています。もし良かったら、ついでの時にでもご覧いただけたら嬉しく思います・・・♪  又、南極の写真は1月21日付けのNHK「地球ラジオ」のHPにも掲載されています。下記HPも一度クリックしてみてくださいね(^o^)丿
NHK地球ラジオHP
 http://www.nhk.or.jp/gr/lis/lis-pho.html

2005年2月13日 感謝をこめて (^^♪ シドニー 永田 朝子

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