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16日(火) 「オーストラリアがご縁」で偶然お会いした百代 Harveyさん。ご主人はオーストラリア人。今日は、早速彼女の車でバンクーバー市内の案内を申し出てくださった。


グランビルアイランド
 
 

グランビルアイランドの
フェリー乗り場

可愛いお店
 
 

皇太子様が寄られた
「キッズマーケット」

グランビルアイランド Granville Island。グランビル橋の下にあり、フォールスクリークに突き出した出島。昔の工業地帯を再開発した場所とか、オーストラリアの画家エミリー・カーの学校もある。ショップ、レストランやカフェ、マーケット、ホテル、映画館、ビール工場などが集まっている人気エリア。 昨年3月に皇太子さまが来加された時、寄られたという「キッズマーケット」にも入ってみた。グランビルアイランド・ブリュワリー(ビール工場)では、ビールの試飲をしたり、マーケットでは朝食のりんごとオレンジを買ったりと、何でも揃っているので見ているだけでも楽しい。ここでは、アクアバスという小さなフェリーに乗って、フォールクリーク周辺をクルーズができたり、自転車ごと乗り込めるボートもあるとか。雨のため、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)の中をドライブ。州立の総合大学で1908年に設立され、4万8千人弱が学ぶ西部カナダ最大の大学だそうです。(学部生約4万人、大学院生約8千人)コスモスが可愛く咲いていました。


広いUBCの構内
 

UBC構内のコスモス♪見つけた!

夜はお世話になった「コスモス」の有志の方たちとリッチモンドのCosmo Plaza内の「Garden City Hot Pot」♪。 7月のペナンやKLでの「鍋」と同じように暖かいスープ鍋にお肉、魚等をいろんな薬味を入れて食べる。カナダ事情、シドニー事情の話に華が咲く"愉しいひと時"でした。


「Garden City Hot Pot」
 
 
 

石内宣代さん
ボスハルト康代さん
中山佳子さん


百代Harveyさんの自宅にて
  17日(水)今日も雨。。。。予定を変更して百代さんのお誘いでご自宅での彼女のお手製ランチ&トーク♪百代さんやハンサムな息子さん(マークさん)との会話はなにより!雨も又愉し!ルンルン♪


矢野先生と乾杯!
  夕方は矢野先生とパブで乾杯!! 今日は夕方矢野先生のお気に入のRichards St.にある「Alpha Global Sushi & Bar」に案内して頂きました。矢野先生がご家族揃ってバンクーバーに来られたきっかけ等の話をお伺いしながら、愉しい笑いが絶えない会話タイムでした♪

その矢野先生の人生を大きく変える"きっかけ"は15年前(1986年)お父さまの「一緒に住まないか」の一言だったそうです。脱サラ、日本語教師、ブライアンさんとの「運命の出会い」があり1994年8月8日にご家族でバンクーバーに移住。今年で14年目を迎えられています。1994年11月には「矢野アカデミー」の誕生!個人レッスンが中心で サイモンフレーザー大学や企業などでもビジネス日本語を教えられ、日本語を教えることに興味のある日本人を対象に 「日本語教師養成講座」を開校。

「矢野先生とはSFU(サイモンフレーザー大学) でもご一緒に教えたりして、随分助けて頂いております。頻繁に駄洒落が飛びますが、大したことは無いんです。とっても面倒見が良くって、家族、友人、生徒を大事になさり、恩を忘れず、情が厚いので人気者です」とは、矢野先生ファンのおひとり!コスモス主宰の大河内南穂子さん。「スポーツ、特にゴルフやテニスもお上手で何と、今は、料理の達人を目指しておいでです。応援せねば!」と、熱いエールを送られる。

18日(木)今日はカメラマンの斉藤 光一さんの案内で、サーモン孵化場( Salmon Hatchery)とコール・ハーバーの洒落たレストランへ
キャピラノつり橋近く(雨のため、残念ながら予定変更)のクリーブランド・ダムからの流れを利用したサーモン孵化場へ。サーモンの稚魚を幼魚になるまで育て、放流しており、サーモンのライフサイクルやエコシステムについても、わかりやすく説明がされている。キャピラノ川をスムースに昇れるように、迂回路を作って小さな階段状になっています。産卵の時期には、サーモンが昇っていく様子をガラス越しに眺めることができるとか。孵化場の脇からハイキングトレイルもあり、晴れた日には気軽に森林浴も楽しめそう。。。。


コール・ハーバーのレストラン「Lift」
 

カメラマンの「斉藤 光一さん」

景色の良い海辺の洒落たレストラン"との希望で案内して頂いたのはコール・ハーバーのレストラン「Lift」。対岸のスタンレー・パークの緑を見ながらのランチ・タイム♪ 帰りはインタビューを受けたRenfrew St.バンクーバー新報事務所に寄っていただいた。なんと、そこでシドニーの日本語総合紙「日豪プレス」を拝見! 世界は狭いですね〜斉藤さん、世界を舞台に引き続き「顔晴」って!期待しています。

19日(金) 「大塚聖一総領事特別講演会」雨の中、かおりさんのご主人・ウェインさん(S.Wayne.Lytton)がBMWの素敵な車でお迎えに来てくださいました!事前に流暢な日本語で私の携帯電話に時間の確認をされたウェインさん。かおりさんは只今日本に一時帰国中、その間の私の送迎アテンド♪です。奥様のかおりさんの心遣いに感謝です。嬉しいことですね〜♪

日本総領事館9階の多目的ホール。昨年9月に着任されたバンクーバー日本国総領事 大塚聖一氏の「数字で見る日本の国際貢献、日本の国際認知度」の講演でした。講演前、ウェインさんに空いていた席をお進めしたら「朝子さん、スミにおけないから」と左側の隅の席にご自身が座られました。日本人でもパッとこのようなジョークはなかなかいえませんね〜びっくりです。右隣はフランス人の方で3日前に見学したブリテッシュコロンビア大学の社会言語学博士・名誉教授のB・サンジャック氏。質問コーナーでボランテア活動の話を流暢な日本語でお話されていました。

私は気になっていた、アメリカの「出国カード」の件で質問をさせて頂きました。アムトラックの列車でアメリカ・シアトルからカナダ・バンクーバーに戻った後も私のパスポートにはしっかりホッチキスで止めてある「グリーンの出国カード」がある。小さな字で書いてある裏をよ〜く読むと「米国を出国する時に返還しなければなりません」と書いてある。返還せずにいると将来の米国入国が難しい時もあるとか。結局、帰国時「バンクーバー国際空港」で総領事館の方に教えていただいた「NEXUS OFFICE」にて返還可能な事がわかり、これでひと安心。ありがとうございました。


ウェインさん(S.Wayne.Lytton)
  ボスハルト康代さん
  講演後、ウェインさんにボスハルト康代さんと一緒にGranville Bridgeのほど近くにあるスペイン料理「La Bodega」に案内してくださいました。1971年創業のスペイン料理の老舗。木のテーブルに赤いチェックのクロス。雰囲気も味も良し!タパス(小皿料理を意味し、スペインの代表的な居酒屋メニュー)やパエリエが美味しかったですね。思わず小唄♪も出てきたウェインさんです。

バンクーバー新報でもかつて「Myビジネス・コーナー」で紹介されていますが、「隅(スミ)におけない」のジョークが云えるウェインさん。
ナナイモ
(バンクーバー島の玄関口)出身。見知らぬ国「日本」との出会いはウェインさんがUBCの中国文学科に入学し、回りを中国系の人に囲まれていた時、そこに一人の日本人留学生が入り、同じアジア人にも大きく違うことに驚ろかれたそうです。1962年には1年間慶応大学文芸部に留学。小唄を習い柔道部、相撲部にも籍を置き稽古もされた。その後、京都大学人文科学研究所に入り宮本武蔵の「五輪の書」をテーマに修士論文を書かれたウェインさん。座右の銘は「一つを以って物事を知る」。奥様のかおりさんとはその頃の大学のパーティで出会う。

大学卒業後は本州製紙(現:王子製紙)に入社され東京と釧路で計7年間勤務。その後イギリスの製鉄会社FOSECOに入社し、神戸、イギリスそしてメキシコで勤務されました。その後、かつて訪れて気に入った「バンクーバー」を希望「日本とカナダを関わる仕事を」という思いを形にする為会社を辞め、UBCのMBAのコースで経営学の勉強を始められました。

1978年、チーナ・カナダを設立。1979年、かおりさんは主婦業を辞めて共同経営者になり東京・人形町を拠点にチーナ・ジャパンを立ち上げた。『いい物と見せかけて中身は落ちる』は禁物。「自分がお客様だったらどう扱って貰いたいかを尊重し、実行すること」は、いくら強調してもし過ぎることはない。とおっしゃる。(どこかのお国の社長さん達!ウェインさんの爪の垢でも煎じて飲まれたらいかがでしょう)数の子昆布、スモーク・サーモンの定量化販売では先覚者であるチーナ。自分をひきつけた日本に対して今度は日本の人々をひきつける側になって美味しいものを提供されているウェインさん。ボスハルト康代さんのヨーロッパ(ご主人はオランダ人)並びにアメリカ各地の旅行の話や暮らした体験話も織り交ぜながら"愉しいひと時"はあっという間でした。ありがとうございました。


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